世界最古の木造建造物、法隆寺を支えているのはひばの力です。

また、その他多くの歴史的建造物に使用されていることからも、その優れた耐久性が証明されています。

建築用材のみならず、生活道具の材料としても使われています。「まな板」や「桶」など、水周りの物に多く使われていることから、カビなどの多くの菌に対する抗菌性があることがわかります。


12本ヤス(青森県金木町)

樹齢800年以上と推定され,周囲7.23m、樹高28.5mのヒバの大木です。幹の途中で12本の枝に分かれて天を突いています。この形が魚を突く「ヤス」に似ていることから12本ヤスと呼ばれています。

この木は、新しい枝が出て13本になると、必ず1本枯れて、いつも12本を保っているということから、神木として崇められています。


ひばで建てた家には3年間蚊が入らないといわれています。また、ゴキブリやダニにも忌避性があります。そして、特にチカラを発揮するのは、シロアリに対する至死効果です。しかも、実験の結果でとても少ないヒバ油の量で殺虫効果が認められております。

最近は、シックハウス病の原因とも言われているホルムアルデヒドや人体に影響を及ぼさない物質で作られている天然素材を求める傾向が強く、ひばは注目されています。

2004/02/05(NIKKEI NETより)

トピックス、ヒバの天然成分からシロアリ防除剤

 住宅販売のトピックス(京都市、東坂栄作社長、075・365・2001)はヒバから抽出した天然成分、ヒノキチオールの抗菌性を活用し、人体に影響が少ないシロアリ防除剤を開発、2月中旬に発売する。建物の床下に敷き詰める防除剤として、シックハウス症候群対策に取り組む住宅メーカーなどに売り込む。

 開発したシロアリ防除剤は、カプセルに包み込んだヒノキチオールと、シロアリ繁殖につながる湿気を吸収するゼオライトと呼ばれる成分で構成する。京都大学木質科学研究所の試験によると、シロアリは平均90%が死滅したという。効力は約10年間。これまでの防除剤は毒性が強く薬品を床下にまく際にマスクやゴーグルが必要だった。新製品は取扱者の免許や資格は必要ない。原料のヒバは青森産のおがくずや廃材を利用。約60平方メートルの敷地に敷き詰める場合、価格は5万―6万円。改正建築基準法により、住宅関連業界ではシックハウス症候群対策が求められている。初年度は7億円の売り上げを目指す。

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